泣いてもおた。
さっきまで姉と話をしていた。
題を付けるなら、自分をプラスに考える力。
この夜、姉と肯定と否定について言い合った。
姉が「失敗した時は次へ繋がるヒントが見つかると思えばええねん。」と言えば私が「ちゃんと明確なものがないと不安でしょうがないんや!」と、明らかに私の方が矛盾した反論ばかりを姉にふりかけた。
そんなことを約3時間に渡ってやってきたものの、お互い一歩も引かない状態に。(もちろん、私が悪いのは分かってはいましたけど)
そうしていくうちに、姉が不安になってきたのか弱々しい声になってきた。
それに気にせず私は反論を続けたその瞬間、
姉が泣いてしもた。
「ごめんな、私アンタに理解してもらおうとして話してたのに、アンタには全く通じなくて姉ちゃんごめんな・・・。」
その光景を見てしまった私も、
泣いてしもた。
「悪いのは俺や。姉ちゃんはちゃんと説得してくれてるのに、何でも突っぱねる俺が悪いねん。謝るのは俺やねん。」
今まで、姉の発言に対して必ず否定していた自分が本末転倒のように泣き崩れたが、そこまで心配してくれてたなんて思わなかったせいか、泣かせてしまったのがあまりにもショックだった。
今まで何にでも反発した自分に対しても。
そんな泣いてしまった私を姉が抱いてくれた。
こういうこと自体が初めてだったのか、してもらったときに恥ずかしさもあったけどちょっと嬉しくなった。
姉はこう言った。
「アンタには家族という味方がおる。何かあったときには、姉ちゃんかオカンかお父さんがおるんやから安心しいや。」
今までの否定してきた私が情けなく感じたけど、これから一つでも変えれるなら微力ながらやっていきたい。
そう誓った夜中の二時過ぎのこと。
24日2:19(携帯から更新)
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